トランスフォーミングタッチセラピー®は、胎児期・出生時・乳幼児期の神経系や原始反射に着目し、身体へのやさしいタッチを通して安心の土台を育み、本来備わっている回復する力を支えるセラピーです。
近年、「落ち着きがない」「感覚が敏感」「集中しづらい」「不安が強い」など、発達について悩むお子さんやご家族の相談が増えています。
世の中の仕組みや生活環境が大きく変化していることに加え、近年では妊娠中や出産時、乳幼児期の神経系の発達が、その後の心身の成長に与える影響についても注目されています。
また、医療の進歩によって無痛分娩や帝王切開など出産の選択肢が広がる一方で、出生時のさまざまな経験が赤ちゃんの神経系の発達にどのような影響を与えるのかについても研究が進められています。
ACE(Adverse Childhood Experiences:小児期逆境体験)研究では、虐待やネグレクト、家庭内暴力などの逆境体験が、大人になってからの心身の健康や病気のリスクにも影響することが明らかになりました。
この研究は、「心だけをケアする」のではなく、「身体や神経系の発達にも目を向けることが大切である」という考え方が広がるきっかけの一つとなりました。
その中で注目されるようになったのが、妊娠中から3歳頃までの神経系の発達や、赤ちゃんがどのような環境で育つのかという視点です。
原始反射の残存によってみられる特徴の中には、発達特性としてみられる特徴と共通するものがあります。
原始反射とは、生まれたばかりの赤ちゃんに備わっている、生きるために必要な反射です。
通常は成長とともに統合されていきますが、さまざまな要因によって十分に統合されないまま残ることがあります。
原始反射が残存すると、身体が常に危険を感じやすい状態となり、
感覚過敏
身体の緊張
集中しづらさ
不安の強さ
疲れやすさ
姿勢保持の難しさ
などがみられることがあります。
トランスフォーミングタッチセラピー®では、特に発達の土台となる恐怖麻痺反射とモロー反射を大切に考えています。
トランスフォーミングタッチセラピー®は、身体へのやさしいタッチを通して神経系が安心できる状態を育み、その人が本来持っている回復する力を引き出すことを目的としています。
私はこれまで、身体が安心を取り戻すことで、子どもたちの表情がやわらぎ、笑顔が増え、本来の力を発揮していく姿を数多く見てきました。
心だけを見るのではなく、身体からも支える。
その両方を大切にすることで、お子さんが安心して笑顔を取り戻し、自分らしく成長していけるよう、ご家族とともに歩んでいきたいと考えています。
※原始反射や神経系と心身の状態との関係についてはさまざまな研究や考え方があります。トランスフォーミングタッチセラピー®では、その人の身体の状態を丁寧に見立てながら、一人ひとりに合わせた支援を大切にしています。
